マネジメントとは何かを知りたい

TMSと欧米型マネジメントの大きな違い

世の中にはさまざまなマネジメントがありますが、TMS のマネジメント論はチームを活性化することでチームや組織の能力を最大限に引き出し、結果的に成果につなげることです。その意味では欧米型の資本主義的マネジメントとは質が大きく異なります。

TMS は、TPS(Toyota Production System:トヨタ生産方式) における方法論よりもTPS で培われてきたマネジメントの考え方をホワイトカラーでも使えるように抽出したものだと考えていただければわかりやすいでしょう。

TPS の原理・原則はムダの排除にあります。この考え方は企業運営をしていく上で根底に必要な考え方であり、いつの時代にも変わってはいけないものです。しかし、ムダの排除という考え方をホワイトカラーに適用しても達成感、やりがいには結びつきづらいことがわかってきました。そこでTMS の場合には、人間の本質である達成感、やりがいに結びつくプログラムを主眼においています。補足ですが、この場合の本質とは本能などの欲という意味ではありません。人間が人間らしく理性を保つ中で感じる喜びのことを指しています。

誤ったマネジメントは国家的損失

部下は上司の仕事ぶりを見て育ちます。ほかの部署の上司の仕事ぶりはなかなか見ることができないので、よほどおかしな行動をしていない限り、上司のマネジメントスタイルをまねるようになります。
しかも、仕事の働きを金で釣ろうとするような何も考えないマネジメント(これは正しくはマネジメントを言わないが)をマネジメントだと誤って刷り込まれてしまいます。これも不幸と言わざるを得ません。このように、何も知らないために不幸になっている社員、生産性が発揮できない社員が日本の企業の中に何百万人もいることは国家的な損失です。

マネジメント教育は上司が部下を直接指導する場合が10~90%だと言われています。その他は一般教育やほかの部署からの指導などが若干ありますが、このバラツキは非常に大きいものです。部下育成に熱心な上司と社外に常駐しているという理由から何も指導しない上司、教育に興味がない上司、部下の方が優秀で部下に指導できない上司などいろいろとありますが、仕事の考え方、やり方について指導していない上司がかなり多いと言われています。

組織文化・風土を意識した三原則

TMS では、基本的に下記の原則を前提としてプログラムをします。この原則が受け入れられない場合は、塾プログラムを行う意味がないので入塾条件から外れることになります。

①小集団(チーム)プログラムを基本とする。
②目で見る管理を活用する。
③ デイリー(日々)のマネジメントを基本とする。

これは、知っている人からするとQC プログラムと同じではないかと思われる人がいるかもしれませんが、普通のQC プログラムとは中身が異なります。組織文化・風土を意識したプログラムと単なる品質の観点で見たプログラムの違いがあります。多くの会社は、トヨタと違って共通の価値観や原則が組織文化・風土として根づいていません。その上にQC プログラムをいくら行っても共通の価値観や原則が土壌として根づかないため、目先の成果を追究することになってしまうのです。

TMSは、根本的に狙いが「人間力」「チーム力」にあります。
個人やチームの仕事のやり方を変えて、個人が成長しチーム力が向上することで組織の生産性の向上を目的としています。
①問題解決型の改善、②業務目標に従って指標を設定するだけのプログラム。とは全く「質」が異なります。

TMS プログラム

TMS は、人の基盤を醸成することで、人による仕事のバラツキを低減するノウハウと教育カリキュラムが整備されており多くの一流企業で採用されています。
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